昭和考古学とブログエッセイの旅へ

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

肥満はつらいよ

今年の5月に禁煙して、もう5ヶ月目になります。

 

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ここまで来ると、自分が過去にタバコを吸っていたことすら、普段は忘れています。マルボロが値上げだそうですが、そんなことはもはや他人事。痛くも痒くもありません。

そしてここまで来ると、再び吸おうとも思いませ・・・と胸を張って言いたいのですが、そうならないのがタバコの怖いところ。

先日上司と会社の別の課の人二人の合計4人で、仕事の打ち合わせで少し遠出の日帰り出張をしました。それだけならいいのですが、私以外はすべて喫煙者。それも車内は喫煙車。

「いやー、のぶさん、禁煙中なのにすまんね」

と最初は気を使ってくれたものの、いったん火を入れだすとみんな止まらない。それも全員が全員、ビジネス帰りの凱旋帰還ということもあってか、美味そうに吸うんやなこれが(汗)

車内はたちまち煙のボヤ騒ぎとなったのですが、唯一吸わない私は酸欠になり黙って窓を全開。吸うなとは言わないものの、この煙攻撃はちょっと厳しい。都会であれば、いろいろ言い訳を駆使して電車で帰りますとでも言えるのですが、淡路島には電車がない。

タバコはもう吸わんと、改めて決意した良い攻撃でした。

 

ここまで来ると、タバコはもう吸おうとは思いません。しかし吸いたい。

この矛盾した感情は何か。口が寂しいのです。タバコは吸おうとは思わないのだけれども、口を何かで埋めたい。こんな感じなのです。

禁煙して何がいちばん苦痛か。タバコが吸えないことではありません。口の空虚感なのです。これは人によって様々で、喫煙者が禁煙すると必ず起こるというわけではないのですが、今まで咥えていたものがなくなると心にぽっかり穴が空いたような感覚です。好きな女の子に好きと言えないまま彼女が転校してしまった、あの甘酸っぱさに少し似ている気がする。

いや、空虚感ならまだいい。それを超えて情緒不安定になってしまうのです。オーバーかもしれませんが、口が寂しいが故にひどいとうつ状態になり、無気力となるのです。もうここまで来ると、

「口が寂しい症候群」

と病名でもつけてやりたい気分です。しかしこのビョーキ、何科で診断してもらったらいいのだろう。

口に何かを入れて、いや咥えておかないと情緒不安定になる精神の不安定感に襲われるため、それをクリアにするためにお菓子を口に放り込みます。結局、口に入れるものがタバコからお菓子になっただけ。逆の言い方をすると、タバコはあくまで口の寂しさを埋めるだけのものだったと。

とにかくお菓子の量がハンパな量ではないので、必然的に太ります。禁煙したら太るとは言うし、実際太った友人知人を山ほど見てきましたが、胃下垂で太らなかった自分が、それもハンパないほど太るとは思いもしませんでした。数字で表すなら20kg以上太ってしまったのですが、今オフ会のお誘いがあっても、恥ずかしくて人様にお見せできない身体になってしまっています。

 

 

 

 

メタボなんてかわいい領域を通り過ぎてしまい、ついに不惑を超えて肥満という文字が現実的になってしまいました。

禁煙すると、いろいろなメリットがあることは確かです。健康的にもなれます。

が、太り過ぎて肥満の領域になるととんでもなく不健康になるのも確か。私は喫煙してた方が健康的だったような!?

禁煙して2ヶ月くらいから、みぞおちから下腹部にかけて重い感じが続き、8月頃から食欲不振も発生しました。8月に台湾に行った時も、ひどい時には食い物を見るだけで吐き気がしたほどだったので、ロクに台湾の食を満喫できないまま帰国とあいなったほど。

しかし、食欲不振なのに口が寂しいとどうなるか。ストレートに言います。プチ過食症になります。つまり食いたくないのに、口が寂しいと食い物を口に入れてしまうのです。過食症ではないので吐くことはありませんが、胃腸が不快になるのは間違いない。しかし、不快さより、もう食いたくないという脳の指令より、「口が寂しい」がすべてに勝ってしまう。これが恐ろしい。

 

そして先月から、毎朝の吐き気まで出てくることに。その上胃酸が喉元まで上り、喉で溜まっているような感覚を覚えました。この不快な感覚には「呑酸」という言葉があったことを、先日知りました。

仕事がオンリーワンで代わりがいないため、私が休むと勤務先だけではなく、世界中と言うとオーバーですが、少なくても3カ国1地域分の業務が止まってしまうので、休みたくても休めない。

ひとまず1ヶ月くらい耐えたのですが、ついに限界を超えたため仕事を早退し、病院へ駆け込むことになりました。

そこでつけられた病名は、

 

逆流性食道炎

 

id:dende0611601 (AzuYahi)さんに以前、

逆流性食道炎じゃないっすか?」

ブコメで指摘されたことがありますが、見事にビンゴでした。

ああ、やっぱりなと半分わかってはいたものの、いざ面と向かって専門家に言われると、ちょっとショックです。はいあなたは胃がんです、あと半年の命ですと言われるだけマシか。

で、聞いてみました。

「原因は何でしょうかね?」

「肥満や」

どストレートのご回答、まことにありがとうございました。敬語がない淡路弁は患者にもタメ口です。

つまり、肥満と筋力低下による内臓下垂で、ただでさえ胃下垂な胃が圧迫されてしまい、胃酸が逆流して胃酸保護の膜がない食道が、胃酸でやられてしまってるということです。これ、死にはしないけれどけっこうキツいですよ。

胃薬はもらったものの、これはあくまでサブであり本当の処方箋は、

「ダイエットしろ」

「運動しろ」

いや、やってるんです。やっているんですけどね、運動。

毎日体幹トレーニングとジョギング、やってるんですよ。でもね、口が寂しすぎて常に食い物を入れてしまい、「摂取カロリー>>消費カロリー」になっているんです。酒も飲まないので、ジョギングの後の一杯ではなくコカコーラ一杯になってしまうんです。

わかっているんです、頭では十分にわかっているんですけどね。「口が寂しい症候群」、どうにかしないといけないのですが、私の中では不治の病と化してます。難病指定してくれるか、厚生労働省に聞いてみたい気分です。

タバコに戻るつもりは毛頭ないが、口は寂しい。誰か治療法教えて下さい。ググっても出てきません~(涙)

 

肥満を解消しないと逆流性食道炎は良くならないよと、ある意味胃がんより深刻な宣言をされてしまったので、真剣に肥満対策を考えないといけない時期に来てしまったようです。

 

それにしても、脂肪に内臓がやられて死亡してしまいそう。

とヘタなサゲをつけて、本日のブログエッセイとさせていただきますm(_ _)m

え?ブログ書いている場合じゃなくて、逆流性食道炎なんだからもう寝ろって?