昭和考古学とブログエッセイの旅へ

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

アラフォーのおっさんが語るJKソックス事情

タイトルはなんだかなと思いますが、内容は至ってまともです、たぶん(笑)


「ホンマ、高齢化社会でんなぁ~」
というのは、落語の笑福亭鶴光師匠の持ちネタですが、淡路島はそう口に出てしまいそうな高齢化社会です。地元警察によると、淡路島の3人に1.6人が高齢者となっているのだとか。

しかしながら、ジジババばかりの淡路島にもJKこと女子高生はいます。
通勤通学の時間帯になると、自転車を漕いで学校へ向かう高校生とよく鉢合わせます。
運が良ければ(?)大群と出くわすことも。おお大漁大漁・・・って魚かい。
しかし、気のせいかどうか、何故かJKが圧倒的に多く男子高校生ことDK(って言うのか?)はほとんど見ない。いないはずはないのですが、男子はどこ行った?

 

この年になると性的な意味でJKを見ることはないですが、元気で活発よのーと娘を見る父親目線になっています。他人の嫁になるのは勝手だが、私みたいなヘンな男には引っかかるなよと。ただそれだけが心配です(笑
この「元気」「活発」は世界のJK万国共通。海外を放浪していた時も数々の、世界中のJKを見てきましたが、「元気」「活発」はどの国も同じでした。
それに「うるさい」が加われば完璧です(笑)


それはさておき、ここ最近のJKを見ていると、あることに気づきました。

 

 

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「あれ?靴下が短い」

そう思いながら、コンビニに貼られていた

 

 

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「君の名は」のポスターが目に入りました。

ヒロインの足元を見てみると、

「あ、靴下が短くなってる」

 

短くなっている傾向に最初に気づいたのが夏だったので、
「ははん、夏にハイソは暑いから、夏限定やな」
と思ったのですが、夏が過ぎ秋になっても冬になっても、靴下の丈はもとに戻らず。
短い靴下は季節限定ではなく、流行やなと気づきました。

 

靴下にも、長さによって様々な言い方があるそうで、

 

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JKが履くソックスだけでもこれだけの種類があるようです。そんなん知らんわ~。

ふと昔々を思い出してみると、団塊世代Jrの世代(昭和40年代後半生まれ)が中学生だった頃、下の図で言えば

 

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Aのアンクレットが主流でしたね。
今のJKの足元だけを見ていると、ちょうどバブルの頃の中学生を思い出します。

我が高校時代のクラスメート女子を思い出すと、今くらいの短め、上の画像で言うCの「クルー」かDの「スリークォーターズ」が多かったですね。なんか靴下の長さが20年くらいの期間で一巡しているような。
流行とは、数十年の周期で回ってゆく惑星なのかもしれません。

 

最近の短めソックスの流行は、スカートの丈に影響されてのことのようです。
一昔前は、男どもの眼のやり場を失うような短いものが主流でした。そのスタイルに合っていたのがハイソックスということらしい。

 

 

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確かに言われてみれば、ミニスカとハイソってファッションとして合いますな。


で、2016年の女性雑誌でJKの傾向がわかるアンケートがありました。

Q「制服のスカートの丈はどれくらいですか?」回答:154人)

ひざ丈:37.7%
ひざ上5cm未満:29.9%
ひざ上5cm以上(いわゆるミニスカ):21.4%
ひざ下5cm未満:9.7%
ひざ下5cm以上:1.3%

(フリュー株式会社 GIRLS TREND研究所調べ)

 

ミニスカの勢いはまだ残っているものの、今時のJKはひざ丈、あるいはそれよりちょっと上くらいが主流のようです。
言われてみれば、今のJKのスカートの丈はひと昔前に比べると長くなってますな。
で、膝丈スカートにハイソだと、JKの常套句だと「ダサい」。よってスカートの長さに比例して靴下は短くなっていく。
そういう流れなんだそうです。

上と同じアンケートで、もう一つ質問があります。

Q:「制服の靴下はどんな状態で履いてますか?」

短め:44.2%
くしゅくしゅ:30.5%
ハイソ:15.6%
くるぶし:5.8%
その他:3.8%

 

「くしゅくしゅ」って一体何やねん!?どうやらルーズソックスの亜種らしいですが、おっさんにはわかりませぬ。
「くしゅくしゅ」も短めとみなせば、もはや時代は「短」。永遠に続くかと思われたハイソックス天下は、もはや風前の灯火でした。

 

このJKの着こなしの違いを、画像を比べてみましょう。

 

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私が中学校から高校生の頃はこんな感じでした。

わずかに見える写真の日付から1993年らしいですが、スカートの丈が少し短めになっていてルーズソックスへバトンを渡す寸前でしょうね。私が高校生の頃のスカートは膝丈だったので。

 

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30代以上には懐かしいルーズソックス。おそらく1995~1999年くらい。

 

AKB48 ハイソ

2000年代後半のAKB48。ミニスカ+ハイソックス全盛期の頃ですね。

 

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2016年の乃木坂46。まさに今頃の女子高生ファッションですね。

 

10年前と今を比べたイラストもあります。

 

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こうして比較してみると、今のJKの「膝丈スカート+短めの靴下」は、実は1980年台後半~1990年代前半とほとんど同じということがわかります。

やはり流行は20年周期で公転しているのでしょう。

 

 

私が高校生の時は、上に書いた通り短めの靴下が多かったのですが、大阪は東京発の流行に伝染されにくい地域性につき、関東などはもしかしてルーズソックスが流行っていたかもしれません。
少なくとも、中国に渡って一時帰国するとルーズソックスが流行しており、関西でも「大阪以外」はルーズソックス一色でした。大阪はあくまで我が道をゆく。それが大阪クオリティ。

 

それはさておき、ジャスト20年前(1997年)のこと。以前に書いた記事

parupuntenobu.hatenablog.jp

に登場する元カノのA子が、あることを言っていました。
A子には当時現役JKだった妹がいたのですが、その妹からの情報として、

 

「ルーズソックスはもう古いらしいよ。今(の流行)は黒か紺のハイソックスだって」

 

A子の故郷は長野県だったのですが、その長野県でもルーズソックス全盛と思われていたのが「もう古い」と。
ルーズソックスの歴史を調べていると、ルーズソックスの全盛期は1995-1997年ほどで、それと入れ替わるようにJKのハイソが徐々に全国に浸透していったのですが、A子が言っていた時期って、ちょうどルーズソックスからハイソに代わる過渡期だったのだなという意味で、記憶に残っています。

 

それにしても、何故JKの靴下が短くなっているのか。
調べてみると、こんな回答が。

 

「脚がきれいに見えるから」


「脚が細く見えるから」


「脚が長く見えるから」

 

足は重要です。非常に重要です。
いちばん原始的なフェチは脚フェチと言われるように、世の男どもは女の脚が大好物なのです。胸にこだわる「胸星人」より、脚フェチの「脚星人」の方が絶対多い。これは断言しよう。

「スカートとかけて親や上司からのお説教ととく」

「して、そのこころは?」

「短ければ短いほどいい」

脚フェチであればそうなるのですが、私の場合はロングスカートでも全然OK。逆にミニスカすぎるのはダメ。けっこうわがままです(笑)
が、理屈で考えると脚フェチであれば脚が見えないロングスカートはNGのはず。
自分は脚フェチなのか、それともスカートフェチなのか、自分でもよくわかりません。

 

足が大好きという男子の本能を、女子はこれを本能的に知っているのか、恋が大好物のお年頃であるJKは脚をさらけ出すことによって男子を釣っているのです。
スカートを短くしているのも、流行や傾向に名を借りたデカい対男子用釣り針みたいなものですな(笑)


書いているうちにちょっと思い出したのですが、ハイソックスが流行りつつあった時、A子に聞いたことがあります。

私「でもなんでハイソなん?」

A子「妹が言うには脚がきれいに見えるかららしいよ。のぶちゃん脚フェチだから好きなんじゃない?w」

(私の心の中「はい、好きですw」)

私「ほんだら、ルーズソックスは?」

A子「脚の細さをアピールできる・・・らしいんだけど」

 

A子がなぜ自信がない回答をしたかというと、制服がない私服高校だったのでルーズソックスを履く機会がなかったそうな。

 

それにしても、ルーズソックスもハイソも、そして今の短い丈も、

「脚をアピールする」

という根っこは全く同じなのです。

同じ理由なのに靴下が長くなったり短くなったり、またダブダブになったり。忙しい奴らやな。それとも、「脚がどうだの」はあくまで理由付けで、実は何も理由がなかったりして。

 

たかが靴下だけでも20年弱の間に
「短め→ルーズソックス→ハイソックス→短め」
と目まぐるしく変わりゆくJK事情。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり~」

私の頭の中では今、『平家物語』の冒頭の文章朗読が流れています。年ごとに移ろいゆくJKの流行は、「ただ春の夜の夢のごとし」か。

 

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