昭和考古学とブログエッセイの旅へ

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

大阪新世界のレトロゲーセン「ザリガニ」で懐かしいゲームを堪能しよう!

以前、新世界とじゃんじゃん横丁に行った時の記事で、サラッとレトロゲーセンのことを書きました。

 

 

記事のメインディッシュが噴泉浴場だったので、ゲーセンのことは「別記事で」といったん脇に置いたものの、早めに書かないと賞味期限が迫ってしまいそうなので今回はそのゲーセンのお話を。

 

そのゲーセンの名は「ザリガニ」

ゲームセンターうんぬんより、

なにゆえこんな名前を?

まずそこに思考のベクトルが向かってしまうほど、インパクトがある名前です。

 

 

新世界のレトロで日本一狭いゲーセンザリガニ

 

その上、

 「日本一狭い

と狭いことを逆手に取ってアピールする商魂たくましさは、さすがは大阪。それでこそ大阪。

 

 この「ザリガニ」という変わった名前の店は、ちゃんと理由があるようです。

別のブログによると、店主の旦那さんが子供の頃、勉強そっちのけでザリガニ獲りばっかりやってたことから名付けたんだとか。

旦那さんは残念ながら亡くなってしまったのですが、ゲームが大好きだった遺志を継いで旦那さんがハマっていたレトロなゲームを集めたゲーセンを作ろうというきっかけなんだそうな。

 

そしてこの「ザリガニ」、ジャンジャン横丁の方はどうやら「支店」(?)のようで、「本店」(?)は新世界の通天閣の近くにあるようです。

 

新世界のレトロゲーセンザリガニ

 

こちらが「本店」のようです。懐かしきゲーム筐体がずらりと並んでおり、その上狭くない。

「支店」ジャンジャン横丁の方は、狭すぎて筐体を数台しか置けない分、一つの筐体でいくつものゲームを選択してプレイできるようになっております。

 

「ザリガニ」がオープン間もない時の記事ですが、「本店」については下の記事が詳細なので、興味があればどうぞ。

なつかしのゲームがギッシリ!話題の大阪・新世界のレトロゲーセン「ザリガニ」に行ってきました! | そうさめも

 

上の記事が去年の12月ですが、「オープンしたて」とのことなので、どちらも出来てまだ半年くらいのようですね。

 

子供のころ、筐体の横にお年玉を崩した100円玉を山のように積み、

「さあやるぞ~~!」

と気合充分で始めたことが記憶として残っていますが、それと同じ気持ちで100円玉を積んでいざゲーム開始!

ここから気分は「ハゲの大きいお友達」に退行です。

 

 

ギャラクシアン(namco)

 

namcoギャラクシアン

 

ナムコギャラクシアンのアーケード版

 

ギャラクシアンは、昭和54年(1979)にnamcoことナムコ(今はバンダイと合併し「バンダイナムコ」)が作ったシューティングゲームです。

「日本中から100円玉がなくなった」というあの伝説ゲーム、スペースインベーダーの後釜を狙おうと作られたゲームですが、そうとは思えないほど完成度が高い作品となっています。
のちに『ギャラガ』『ギャラガ88』という作品が生まれますが、その大元がこのゲームです。

スペースインベーダーブームの時は、覚えてはいるものの3~4歳だった上に、親からゲーセン立ち入り禁止令が出てきたので(3~4歳やから当たり前や)うろ覚えでしたが、ギャラクシアンははっきり覚えています。

 画面上にいる敵を撃っていくだけの単純なゲームではありますが、動きがインベーダと比べてかなり進化しており、実際やってみると、わかっているのに当たらない。

30年以上ぶりにやってみると、このゲーム、案外むずかしい。
ほんの5分ほどで全機使い果たし、GAME OVER。
こんなはずじゃなかったのにな・・・反射神経がもはやついて行けないのか!?

 

ディグダグ (namco)

  

ディグダグのアーケード版@ザリガニ

 

ディグダグ」は昭和57年(1982)に登場したゲームですが、私より年下の世代はゲーセンよりファミコンでやっていた人の方が多いと思います。
上述の「ギャラクシアン」もそうですけど、namcoファミコン版でけっこう早く出していたので、
ディグダグは知っていても、あれってファミコンのゲームじゃなくて!?と驚く人は、私と同世代にもいます。

このゲームは、画面の穴を掘ってゆき、敵に銛(もり)を投げて気絶させ、ポンプで空気を入れて破裂させるか、画面のところどころにある岩で潰す。
敵を全員やっつけるとステージクリアとなります。

これも至って単純なゲームですが、この単純さがレトロなのであり何か懐かしい。
濃い味に飽きた人は淡白な味に戻るように、複雑すぎになった今のゲームがついて行けなかったりうんざりの人は、構成がシンプルなゲームに回帰するのでしょう。

 

こういうレトロゲーセン、東京では高田馬場「ミカド」が有名ですが、最近各地でちょくちょく見かけるようになりました。


これもおそらく四捨五入すれば30年ぶりになりますが、いっちょやってみました。

ギャラクシアン」と比べると、子供の頃にやりまくっていたゲームのせいか、なんとなく動きは覚えています。

が、そこで油断したか、それとも年を取ったか、思うようにプレイヤーが動いてくれない。
脳とコントローラーを持つ手との神経の連絡が上手くいかない(笑)


10面くらいまでは進んだものの、なんだかフラストレーションが溜まる結末でした。

 

ゼビウス(namco)

 

namcoゼビウス@ザリガニ

 

ここからは、ゲームにムキになって写真を撮ってません、撮る余裕を失っていました(笑

 

ゼビウス」は1983年にnamcoが世に出した、ゲーム史に燦然と輝く伝説的シューティングゲームです。


テーテテレレレッテテッテテッテーテテッテテーテレレレレッテテッテテッテー♪

というオープニング音楽が有名です。

え?文字じゃわからん?

 

じゃあ、実際の音をお聞き下さい。

 (動画はWiiバーチャルコンソールの完全復刻版です)

www.youtube.com

 

このゲームの「革命的」なところとはどこか。

ゲームの内容もさることながら、当時は原色系しかなかった画面の背景をよりリアルにし革命をもたらした、と言っても言い過ぎではない。
そしてもう一つの革命は、「敵の出現パターンが不規則になった」こと。
今までのシューティングゲームは、敵の動きがワンパターンで、それを読んでしまえばさほど難しくもない。
それゆえすぐ飽きられていた感もあったのですが、「ゼビウス」は空中の敵の動きを毎回変えることによって、飽きにくくさせる工夫がありました。

が、このゲーム、私は不思議とファミコン版しか覚えていません。
この1年前に出たディグダグは、ゲーセンでやりまくって今でもはっきり覚えているのに。
家の近くのゲーセンや駄菓子屋にはなかったからか、ファミコン版をやりすぎたからか、頭に残っているのはファミコン版なんですよね。Youtubeゼビウス動画を見ても、アーケードの方に違和感を感じる。

 

アーケード版は、ぶっちゃけ初めてと言っていいかもしれません。
でもやり方はファミコンと同じ。それほど違和感もないだろう。


・・・すぐやられました。上の動画より時間が持たなかったです…_| ̄|●


あかん、ホンマに脳と手の神経の連絡に支障が出とるわ…頭の中ではノーミスでクリアしてるのに(笑)

 

ここで自分で書いて気づいたのですが、初っ端にやった3つのゲーム、全部ナムコですね。

パッと見選びでやりたいゲーム優先だったので、当然100%無意識でした。しかし、蓋を開けてみれば全部ナムコ

あの時のナムコはすごかった。勝手なイメージですが、コナミがMSのような手堅い派玄人系なら、ナムコはアップルのようなクリエイティブなと子供も大人もみんな楽しもう、というイメージを持っていました。あくまで勝手なイメージですよ(笑)

でもナムコさん、あの時のあなたは輝いていた。

 

 

スーパーマリオブラザーズ(任天堂

 

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このゲーム、もはや説明不要でしょ。

ゲーセンのゲームではありませんが、ファミコン史に残るレジェンドですね。

スーパーマリオが発売される前は、ゲーム機はファミコン一強。もはや敵はなしと思われていたのですが、ファミコン以上の性能を誇るSEGAのマークⅢの登場で危機が迫っていました。SEGAの勢いは案外強く、もう少しでセガが押し出し・・・という時に、満を持したかこのゲームが発売。

ファミコンSEGAか、洞ヶ峠を決め込んでいた層が、これでどっとファミコンになだれ込み、ファミコンを不動の地位にのし上げたソフトです。

 

アラフォーの私は、リアルタイムでスーパーマリオが発売になったことを覚えています。初代ドラクエを発売日に、小遣い握りしめて買った世代ですから、スーパーマリオの記憶なんておとついの晩御飯より覚えています。

スーパーマリオを持っている家には毎日子供たちが殺到。時にはケンカもありーの大賑わいでした。

当時は子供なので何も考えてなかったですが、応対していたお母さんたちはえらい苦労だったでしょうな。何故だろう、この歳になってそんな気持ちを抱いてしまいます。

 

ゲーム内では、Bボタンをおしながら進むと加速をつけることができるのですが、早くする、急いですることを「Bダッシュ」と言っていました。

用例)

昭和な上司「この書類、10部コピーしといて。Bダッシュ

平成生まれの部下「???」

 

スーパーマリオをリアルでやってた世代なら、これわかるでしょ????

 

で、推定30年ぶりに実際にやってみたら・・・スーパーマリオは、やはり大昔に何百回もやってたせいか、30年くらい経ってもけっこう覚えています。

 

スーパーマリオ1-2のワープゾーン

1-2の奥にあるワープ土管とか、

 

スーパーマリオ3-1無限増殖

3-1の無限増殖とか。

 

普段は忘れてても、いざやってみると案外覚えてるもんやなーと。子供のころの記憶力、まんざらでもありまへんで~。

 

しかし、スーパーマリオをゲーセンのレバーでやると、けっこうやりにくい。ファミコン十字キーでしかやったことがないせいか、それともやはり運動神経の連絡が不自由になったか、頭の中の思い通りに動きませぬ。

やっぱスーパーマリオファミコン十字キーでやらないと、なんか調子が出ない。

と言い訳をしてみたけど、十分に楽しめました。

気分は完全に小学校5年生に戻っていましたね。

 

 

 他にも、

 

ギャラガレトロゲーセンザリガニ

ギャラガや、

 

ドンキーコング3@レトロゲーセンザリガニ

 ドンキーコング3など、懐かしさのあまり涙で画面が濡れてしまいそうなゲームを堪能しました。プレイしていた自分の顔は知らないけれど、ゲーム少年だった小学生の顔に戻っていたに違いありません。

メインの用事は噴泉浴場の調査だったのに、ちょっと2~3回くらい・・・と気軽な気持ちで臨んだら、気づいたら1000円札をすべて切り崩し、1200円くらい使っていました(笑

 

「本店」を訪問したブログによると、「本店」の方には

 

・1942
・ハイ・ボルテージ
虫姫さまふたり ブラックレーベル
グラディウスII
R-TYPE
沙羅曼蛇
首領蜂
ダライアス外伝
ウルトラ警備隊
・出たな!!ツインビー
機動戦士ガンダム
スパルタンX
マッピー
・SONSON
あしたのジョー伝説
熱血高校ドッジボール部
戦場の狼
・エイリアンVSプレデター
天地を喰らう2
源平討魔伝
スプラッターハウス
餓狼伝説スペシャル
ファイナルファイト
ストリートファイター
ストリートファイター2
サムライスピリッツ
サムライスピリッツ零SPECIAL
美少女戦士セーラームーン
サイバリオン
超絶倫人ベラボーマン
子連れ狼
・最後の忍道
魔界村
ドルアーガの塔
・VS.スーパーマリオブラザーズ
マリオブラザーズ
・VS.エキサイトバイク
ぷよぷよ
テトリス
ボンバーマン
ロックマン・ザ・パワーバトル

(2016年12月当時)

 

今は初代グラディウス奇々怪界リブルラブルもあるようですが、ゲームの入れ替えがあるかもしれないので、何があるかは実際に行ってみて確認下さい。

 

と、レトロゲームファンや少年少女期をゲームと共に過ごしたゲーム世代には、すごいラインナップです。よくそこまで集めたなと。まるでアーケードゲーム界の大英博物館ルーブル美術館か。

 私が「本店」に行くと、ツインビーグラディウスだけで5000円くらい使ってしまいそう(笑

 店を作ったおばちゃんも、

「細く長く、みなさんに愛されるお店にしたい」

と言っておりました(by上のリンク先のブログ)。

なんだか懐かしいなーと幼き時代を思い出した皆さんも是非、大阪に立ち寄った時には是非。男の少年ロマンがここにあります。親子で訪れても、お父さんはこのゲームをよくやってたよ、という風にコミュニケーションも楽しめるはずです。

ここで1英世とは言いません、1諭吉くらい使ってあげて下さい(笑)

 

私も、次いつ大阪に戻るかわかりませんが、戻った時は一度ここで、浮世の時の流れを忘れて一日ゲーム三昧しようと思います。年を取り、どこかへ置き忘れていた、童心という大切な忘れ物を取りに帰りに。

 

 

 

レトロゲームセンター ザリガニ=(本店?)

〒556-0002

大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目21−4

OPEN:10:00くらい

CLOSE:22:00くらい

休み:年中無休

 

 

 

 

=「日本一狭いレトロゲーセン ザリガニ」=

ジャンジャン横丁支店?)

住所:知らない

OPEN:知りまへん

CLOSE:知らんわい

休み:せやから知らんっちゅーねん

f:id:casemaestro89:20170605154342j:plain

 

==同じ新世界のレトロゲーセン、「かすが娯楽場」==

parupuntenobu.hatenablog.jp

 

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