昭和考古学とブログエッセイの旅へ

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

私の「真バズ」論-「バズる」を定義してみる

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ブロガーをやっていると、
「バズる」
「バズった」
なという表現にぶつかることが多々あります。
ブログの書き手にとっては、バズはありがたい恵みの雨であり、また自分の丹精込めて作ったブログを崩壊させる要因ともなる。
我々には恵みにもなれば凶器にもなるという意味では、バズはそれ水の如しか。

 

 

「バズる」とは何か


「バズる」とは簡単に言うと、

自分が書いたブログ記事や、TwitterFacebookなどSNSでの発言が話題となり、SNSで拡散されたり、はてブのホットエントリーに載ったりします。
それが興味がある人の目に入った結果、大量に閲覧者が増えます。
すると、普段ではあり得ないアクセス数やはてブの数が記録される。

リアルな生活に例えると。
「駅前のコロッケ屋のコロッケ、、おいしいよ」
と近所の奥さんの間の話題が口コミで広がり、新聞に掲載されたりテレビで取り上げられたりしてコロッケ屋さんに客が殺到。
結果、客数もコロッケの売上も爆上がり。しかし、数日経つとどちらも元通りのいつもの日常へ。
こんな感じでしょうか。
一時のアクセス激増に、しばしのシンデレラ気分を味わう真夏の夜の夢、それがバズるなのです。


バズった経験がないと、このアクセス激増にかなりビビります。普段の10倍、いや100倍以上のアクセスが、短期間に集中するのだから。
鉄砲水のようなアクセスに一体何が起こったかわからず、恐怖すら感じてネット回線を切りたくなる衝動に襲われることも。
しかし、この「恐怖」を何度かくぐり抜けていくと、じきにバズというものに馴れてきます。

バズるとは、私は「一夜の花火大会」だと思っています。

バズると短い期間に、大量に花火が打ち上げられます。しかし、それが終わればあれは何だったのだろうかと、それは嵐の後の静けさの如し。虚しい気持ちにさえなる夏の花火大会のようなもの。
バズった後のアクセスの平常運転に、( ´Д`)=3ハァとため息をつく方もいるのではないかと。


バズの語源


「バズる」の「バズ」とは、一体何なのか。なんだか日本語の響きではない感じがしますが、元々は英語の" Buzz"から来ています。
その" Buzz"とは、このこと。

 

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ハチがブンブンと飛び回る羽音を表したものです。

「ブンブンブン、ハチが飛ぶ~」

という有名な歌に置き換えると、

「バズバズバズ、ハチが飛ぶ~」

となるということですね。まあそんなことどうでもいいか。

 

しかし、ハチの飛ぶ音は「ブンブン」であって「バズバズ」やないやろ!ガイジンはどんな聴覚しとんねん!
と納得がいかないかもしれませんが、これも所変わればお国変わればの表現の違いなんです。
馬のヒヒヒーンだって、英語じゃ「イーハー」ですからね。
外国人からしてみたら、日本語の静寂を表すオノマトペ

「シーン」

が全く理解不能ですから。
なんで音がないのに擬音語があんねん!音がないからそもそも擬「音」語ではないのではないか!
と昔フランス人にマジメに突っ込まれた時は、非常に困りました。
そんなん別にどーでもええやんと思ったのですが、
「俺が疑問に思ったことに対しては、お前は答える義務がある」
という、ガイジンの中でも特に「ミー(me)イズム」が強いフランス人に捕まったら最後、どーでも良くしてくれません。

 

それはさておき、ハチの羽音が何故「アクセス集中」という意味になったのかというと。
ハチは「社会性昆虫」と言われ、ご存知の通り巣の中でコミュニティを作っています。
特にミツバチはチームを組んで集団行動をするハチで、ニホンミツバチは巣を襲撃するスズメバチなどを集団攻撃し、蒸し焼きにして殺す独特の習性を持っています。
そのハチが集団で、一ヶ所に集まってブンブン言ってる→美味しそうな蜜(ネタ)があるんじゃないか→ちょっと覗いてみよ!
という状態を「バズ」と言うのです。

 

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それを踏まえて「バズる」のイメージ画を描くと、こんな感じになるでしょう。
花(話題)にいっせいに群がるハチの大群、それがバズです。

 


私の「真のバズ」論

「バズった」は一夜に大量に打ち上げられる花火大会なものの、それだけではなんだか虚しい。大量にアクセス数が増えたからといって、一時的に増えてはい終わり。
というのでは、バズった意味がないのではないか。ネット世界の「バズった」には、何かが足りない。

そこで考えてみました。アクセス数の一時的激増がバズではない。ある条件を加える「真のバズ」、略して「真バズ」を提唱します。
「真のバズ」に至る条件は以下の通り。


1.バズ後のアクセス数の増加

 

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バズったのはいいけれど、その後のアクセス数が以前と元通りであれば、ただの台風です。バズっている時は、急激なアクセス数に戸惑いつつもウシシと喜ぶことが多いですが、終わってみれば台風一過。
「バズったことによって、ブログに何らかの変化が現れる」
これが「真バズ」の最低限の定義です。


私もアクセス数の増加だけなら何度かバズった記事がありますが、「真バズ」はこれでしょう。 

parupuntenobu.hatenablog.jp

 

これはすごいことになりました。

 

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一ヶ所だけ、アクセス数が「大爆発」を起こしている日があります。それが上の記事をアップした日です。
ここだけずば抜けて他の日のグラフが低くなっていますが、それでも1000件ほど。いかにこの記事が伸びたかがわかると思います。落ち着いたところで調べてみると、どうやらはてブだけでなく、ツイッターFacebookでもかなり拡散されていたようです。

リツイート(シェア)がリツイート(シェア)を呼び、アップから3週間経った今でも、見てくれた方がSNSで拡散し、小規模ながら爆発することがあります。

 
この記事をアップするまでの1日のアクセス数は、ざっくりで6-700件ほどでした。
アップ前1週間での平均値は、約718件でした。
しかし、「天王寺駅の怪」をアップした後のアクセス数は、バズった当日・翌日を抜いた一週間で平均1,240件。72.7%増です。
それまではなかなか越えられなかった1日アクセス1000件越えが、その後はふつうに。
はてなブログの読者数では計れない、部外の見えない読者がかなり増えたのだと思います。
それだけ自分のブログが面白いと思ってくれている証拠かなと、ありがたい限りであります。


2.はてブコメの半分以上が賞賛コメ 

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いくらバズって、はてブのコメント(以下「ブコメ」)が1000件を越えても、ほとんどが非難・誹謗中傷であればバズっても嬉しくないでしょう。
それはバズったのではなく、「炎上している」と言うのではないでしょうか。
中にはわざと炎上させて、自分のブログに注目させアクセス数を増やす炎上のプロもいるようです。ホリエモンが上手いと言われていますね。
これは相当の計算と、神経の図太さを備えない限りは、マイナスイメージだけがついてブログを潰しかねない。良い子は真似しないようにしましょう。

私の「天王寺駅の怪」の場合、自慢ではないですが99.9%が賞賛コメでしたが、それはそれで非常に珍しい。こんなのおそらく二度とないのではないかと。
しかし、内輪の賞賛コメばかりだと、「互助会乙」なんてコメントが来て不愉快な思いをすることもあるので、それもそれで毒。
それでも賞賛コメばかりは嬉しいものですが、中に非難・批判コメが半分くらいあっても、それはそれでOK。世の中いろんな意見の人がいるし、ブコメ欄は書き逃げ上等の書き手に非常に有利なシステム。ありとあらゆる記事に対して批判的な人もいます。どうせ自分は反論されない、安全圏から書いているのだから。
が、こちらもこちらで防衛策を取らないといけません。それは簡単。、どれを受け入れるかを自分の物差しで計ればいいだけです。
勝手に選択肢を作り、価値なしコメはスルーすればいい。ブロガーにいちばん必要なものは何かと問われれば、それは文才ではなく「スルースキル」ただ一つ。

世間の言動一つでも、賞賛半分批判半分であれば万々歳といいます。
よって、はてブでも賞賛半分、批判半分で十分ではないでしょうか。


3.読者数が増えている

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バズっても一夜の花火大会で終わったと言わせない明らかな視覚的要素は、はてなブログ独特のシステムですが、読者数が増えていること。
逆に言うと、いくらアクセスが増えても読者数が増えていなければ、それはバズったと言えるかどうか。
ブログに大量に人が来ても、またこの人のブログを見てみたいと好意的に見てくれていれば、はてなIDを持っていれば読者登録をしてるはず。その増加率で、真のバズかどうかを判断できるかと思います。

じゃあ、どれくらい増えたら「真のバズ」と言えるのか。当然、そんな基準がありません。私の経験論でしか言えませんが、一つの記事のバズで読者が5人から二桁(10人)以上増えれば、「真のバズ」とみなしていいでしょう。


一時的なアクセスの鉄砲水で「バズった!」と喜ぶのは簡単です。
しかし、バズるに何かの基準になる物差しを当ててみると、また違ったバズが見えてくるはずです。
その物差しの一つなれば幸いと思い書いてみましたが、各々のバズ基準を作ってみるのも面白いですよ。
「俺の『バズる』基準はこれだ!」
というのがあれば、書いていくと頭の整理ができると思います。あ、書く時はこの記事の言及付きでよろしく(笑)

 

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