昭和考古学とブログエッセイの旅

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

中国はなぜ台湾の独立を認めないのか

中国人がGoogleで「台湾」と検索したら・・・

 

中国ではGoogleは使えません

 

中国では、日本ではふつうに見られるWebサイトに閲覧制限がかかり、見ることができないことが多々あります。

例えば、以下のサイトは基本的に、中国からは閲覧不可です。

・Twitter、Facebookなどの海外SNS系(mixiは全然大丈夫)

・Youtube、ニコニコ動画

・主な日本のブログサイト(FC2等)

・Wikipedia

・LINE

はてなブログは、中国から書き込んでいる人もるので、OKのようです。

 

ダライ・ラマ法王など政治的に都合が悪いものや、台湾や香港のサイトも基本的には制限がかかっています。.

中国政府は、通称「万里の長城」というファイヤーウォールを構築していて、海外の「有害な」サイトを閲覧できないようにしています。「有害」とは何か、それは共産党様のご気分次第。

 

我々日本人が日常でふつうに使っているGoogleも、実は中国では使えません

Googleは2006年に、大物入り中国に進出しました。検索サイトのガリバー中国上陸!とかなり話題になりましたが、中国政府の「ネット制限」を受け入れたためにアメリカ議会で大問題になりました。

アメリカ政府からの圧力を受けたのか、Googleは無条件での検索を政府に求めたのですが、中国からの回答は「嫌なら出て行け」と言わんばかりのそっけないものでした。

そこでGoogleは完全に嫌気がさして、2010年に撤退となりました。わずが4年の命でした。

今Facebookがしきりに中国進出を狙い、政府要人と接触を図っているようですが、Googleは「やめとけ」と止めているのだとか。

 

その代わり、「百度(バイトゥー)」という中華Googleがあり、コンテンツもかなり豊富です。

特にこの中にある「百度贴吧」という掲示板サイトは、良くも悪くも中国人民の本音が書かれています。規模だけなら2ちゃんねるに匹敵するでしょう。

今の中国の若者がどういうものに興味があって、どういうものの考え方をしているかを垣間見るには、もってこいのサイトです。

その中でも、ちょっと面白そうなものを拾って来ました。

 

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