昭和考古学とブログエッセイの旅

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

消えた遊郭・赤線跡をゆく 三津浜稲荷新地編

「坊っちゃん」の降り立った地-三津浜 三津浜の遊郭-稲荷新地 電柱に残る稲荷新地の跡 おまけ 「坊っちゃん」の降り立った地-三津浜 三津浜(みつはま)は、愛媛県松山市街の北西にある港町です。古くから伊予水軍の本拠地であり、江戸時代から明治後期に…

淡路島幻の○○飛行場【昭和考古学】

淡路島の飛行場 現在、淡路島には民間飛行場を含めた空港は存在していません。が、現在は関西空港を発着する航空機の主要ルートになっており、管制塔の交信をネットで聞いていた時も、「アワジ」という声が頻発していました。空を見上げると時折、我が家の真…

コインスナック御所24ー日本で唯一のレトルトカレー自動販売機が残る場所

元号が平成から令和になって初めてのブログ更新です。 元号が変わっても平性の生活が変わるわけではないのですが、やはり時代が変わったのだから自分も心機一転しないとな、という気分にさせるのが元号のパワーかもしれません。明治に入り一世一元の制となる…

【昭和考古学】「阪神飛行学校」と盾津飛行場(大阪陸軍飛行場)

大阪の大和川河口、現在の南港口周辺に「第ゼロ代関西国際空港」建設計画があったことを、先日書きました。 parupuntenobu.hatenablog.jp 「戦前、南港に空港を作る予定だったらしい」この話は地元に伝わる伝説として小耳程度にはさんでいたものの、おばちゃ…

幻の大和川国際飛行場【昭和考古学】

現在、大阪には 関西国際空港(関空) 大阪国際空港(伊丹空港) 八尾空港 の3つが存在しています。広義の点では神戸空港も含めてもいいでしょう。 現在はそれぞれの空港で仲良く(?)棲み分けが出来ていますが、かつて戦前の大阪で熾烈な空港誘致競争があ…

台湾と後藤新平ー発見されたデスマスク

本日2019年4月11日、台湾で歴史を塗り替える大発見がありました。 www.nippon.com 後藤新平のデスマスクが台湾で発見されたというニュースです。 (写真:Wikipediaより)後藤新平(1857-1929)といえば、医者にして政治家、東京市長や満鉄総裁などを歴任し、関…

大阪の「中華街」 後編ー川口を歩く

時間が空いてしまいましたが、以前、大阪市西区の川口に戦前、「中華街」があったことを記事にまとめました。 parupuntenobu.hatenablog.jp 前編はその歴史の概要を書きましたが、今回はフィールドワークと実際に川口を歩いてみました。その繁栄は空襲で灰と…

イチローの引退に添えて

2019年3月21日、日本が生んだ野球界のスター、イチロー選手が引退を発表しました。深夜だったとは言え、見ていた人も多かったと思います。 私もリアルタイムで引退会見を見ていましたが、野球哲学者のような表面とは裏腹に、本人ははっちゃけてすらいた気が…

「オレ」の奇妙な冒険

日本語はムズカシイと日本語学習中の外国人を悩ませる理由の一つに、「人称表現がめちゃくちゃ多い」というものがあります。 一人称(自称)だけでも、私、僕、小生、我輩、余、我・吾(わ)、はては磨呂に朕など数知れず。「私」は「わたし」「わたくし」、…

二・二六事件秘話 渡辺錠太郎-一兵卒が大将になった話

一兵卒が将軍にまでなった人物として、三国志が誇る知勇兼備の武将、呂蒙がいます。 三国志の故事成語『呉下の阿蒙にあらず』 - 昭和考古学とブログエッセイの旅 が、中国史を紐解くと、皇帝にまでなった男だけでも、漢の劉邦や明の朱元璋など、自称皇帝(太…