昭和考古学とブログエッセイの旅

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

信太山にあった数奇なゴルフ場 前編【昭和考古学】

大阪の幻のゴルフ場 我がブログを読んでくれている読者の中にも、ゴルフが好きな人はけっこういると思います。 海外でよく知られた日本人のステレオイメージの一つに、ゴルフ好きが挙げられます。世界には35,000ヶ所のゴルフ場があるそうですが、そのうち7%…

懐かしの昭和のテレビ番組ー象印クイズヒントでピント

クイズ番組全盛期時代 私のような40代が思い浮かべるクイズ番組と言えば、 ・クイズダービー ・連想ゲーム ・アップダウンクイズ ・クイズ百人に聞きました などなど、挙げていけばキリがありません。うんうんと頷いている人も多いのではないでしょうか。あ…

なぜ中国人は声が大きいのか。そこから考察する中国人の文化的背景

中国人はなぜ声が大きいのか 日本を訪れる外国人観光客は年々増加の一方です。先日、大学の公開講座で京都へ行ってきたのですが、右を向いても左を向いても外国人だらけ。全国規模で見ればローカル線の叡山電鉄ですら、乗客の半分は外国人な状態。日本旅行の…

日本最強のレトロ学生寮、京大吉田寮に潜入!【昭和考古学】

もう3月の話になってしまいましたが、京都であるツアーに参加してきました。 その名は、 「京大の歴史的建造物を探索しようツアー」 京大は構内参観自由なので、ツアーに参加しなくとも一人で見ることは可能です。私も12年前ではありますが、1日かけて京大を…

時代の先を行き過ぎた!?とある企業の珍製品「電気手拭機」

突然ですが、冒頭からクイズです。 写真の製品の正式名称を答えよ。 昨今のトイレには必ずある、風で手を乾かす機械。これのことです。 この正式名称、即答できるでしょうか。 私はかなり頭を抱えました。これって正式名称を何というのだろう…「ジェットタオ…

ドムドムバーガーを食らう!

先日、かつての小売業界のティラノサウルス、ダイエーの話をしました。 parupuntenobu.hatenablog.jp 栄えるものはいつか滅びる。これは時空という大きな大河の流れに生きる世界の理(ことわり)ですが、ダイエーの滅びっぷりは日本経済史に残る伝説となりま…

一アメフト観戦者から見る日大アメフト悪質タックル事件・・・の教訓から学ぼう中国古典のことば

29日、関東学生アメフト連盟(以下「学連」)による規律委員会の調査結果が発表されました。内田前監督、井上前コーチが、永久追放にあたる「除名」処分を受けることは事前に漏れてはいたものの、いざ連盟の口から出るとその重みは違います。除名処分は規…

『ルンペン節』から見える昭和のニッポン

タイトルからいきなり「ルンペン」ときましたが、ルンペンって言葉を知っているでしょうか。ルンペンとはドイツ語でボロ布という意味で、それが日本に入り、転じて「浮浪者」「失業者」という意味になりました。破れた帽子をかぶり、穴が開いた服を着ている…

続々 アメフト観戦者から見る日大アメフト騒動 ある記者の質問

引き続き、日大アメフトの話題です。 本当は他の記事もアップしたい気持ちは多々あります。ただでさえ書くべき記事が溜まりに溜まっている状態ですが、これだけは書かないといけない、そんな気持ちに初めてさせるのがこの事件。そう、正直これは「事件」なの…

アメフト観戦者から見る日大アメフト騒動ー記者会見編

世間を騒がせているアメフト問題ですが、本日、加害者側である日大の選手が記者会見を開きました。 前回の記事では、私の判断で敢えて名前は出しませんでした。が、今日になり本人の希望で顔と名前を公表したということなので、今後は宮川選手と名前をつけさ…

アメフト観戦者から見る日大アメフト騒動

日大のアメフトの「殺人タックル」が世間を騒がせていることは、テレビ・ラジオ、そしてネットでも話題になっていることから、知っていることでしょう。 実は私、大学に入ったらアメフトをやりたかったと希望していたほどでした。ランニングバック(RB)希望…

日本軍=丸坊主!?【昭和史万談】

「日本軍=坊主頭」というイメージ 私が高校に合格し、さて入学式と校門をくぐった時、そこには今まで見たことがなかった、少し異様に思えた光景がありました。全員ではないものの、男子のだいたい半分からそれ以上が、坊主頭だったのです。中には丸刈りな男…

恐竜が斃(たお)れた時ー小売業界の盛者必衰

今から約6,600万年前、地上の王者であった恐竜が滅亡しました。 恐竜は一億年にわたって地上の生物の頂点として君臨していたそうですが、その滅亡はまことにあっけないものでした。 で、恐竜が我が世の春を謳歌していた頃、吾等が祖先の哺乳類は何をしていた…

iPodとAirport

今日は気軽なエッセイです。 いつもは1万文字オーバー上等の長文ですが、今回は原点に戻って(?)シンプルな、他愛もないエッセイでも書いてみるかと。ただし、決してネタ切れではありません。 もう先週になってしまいましたが、ゴールデンウィークはネタ収…

君は、日本初の冷房車を知っているか

非冷房車があった頃 冷房がついた電車・・・今の時代、そんなものはついてて当たり前の時代になりましたが、昔は「そうじゃない時代」もありました。 私が小さい頃の昭和50年代、母親に手を引かれて祖母の家へ行っていた時のこと。 当時の住まいは南海沿線だ…

歴史はあやうく繰り返すー境港某大爆発事件

かなり前の話なのですが、ニュースサイトのこんな事件が目につきました。 www.sankei.com 陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)は12日、駐屯地内で警衛勤務中に火気の使用が禁止されている弾薬庫で喫煙したなどとして、第32普通科連隊の2人を停職処分に…

数年で消えた幻のレジャーランド、砂川遊園と砂川奇勝の話「補足編」

砂川遊園、砂川奇勝アゲイン 砂川遊園・奇勝のおさらい 泉州の宝塚 砂川遊園の最期 戦後の砂川遊園と奇勝 砂川奇勝保存運動 泉南市が目指す目標 展示会、行く価値ありか 砂川遊園、砂川奇勝アゲイン 以前、「砂川遊園」「砂川奇勝」、そして「第ゼロ号ネズミ…

上海日本人租界散歩 先人たちの跡を訪ねて 第三章

仕事で上海に駐在していた10数年前、「旧日本租界を歩く」というライフワークがありました。「租界」とは金で異国の土地を買い、事実上の領土とした土地で、「植民地」「租借地」とはまた違うジャンルの土地所有です。日本史では、横浜や神戸などにあった…

映画『火垂るの墓』番外編 現代に残る三ノ宮の戦争の痕

先々週だったか、亡くなったアニメ界の巨匠、高畑勲監督追悼記念に『火垂るの墓』をテレビで放送していました。その後、台湾や香港でも追悼放送されたらしく、みんな目に汗を浮かべていたということがネットで書かれていました。あの映画で涙するのは世界共…

アラビーナ 後編

こちらの記事↓ parupuntenobu.hatenablog.jp の続きとなります。 前回までのあらすじ バックパッカー時代の私がイスラエルのエルサレムで偶然耳にした、オリエントの響き充満の音楽。そのアーティストの名はアラビーナ。エキソジックな音色に「一耳惚れ」し…

大阪の難読地名決定版:全部読めたら坊主になったるわ!

いつだったか、以前にこんな記事を書きました。 parupuntenobu.hatenablog.jp おかげさまで、上のイラストのように頭を抱えるほど好調だったのですが(?)、調子に乗って第二弾を作ろうかなーと思って半年の月日が経ってしまいました。 そして不肖BEのぶが…

アラビーナ 前編

皆さんは、一度聞いただけで惚れてしまったという音楽はあるでしょうか。 「一目惚れ」という言葉はあるけれど、「一聴惚れ」という言葉が存在しないので、おそらく滅多にないのかもしれません。 日本でも、車を運転しながらラジオを聞いていると、おや!?…

淡路島の忠魂碑と桜

今年も「サクラサク」の季節になってまいりました。 Twitterのタイムラインをボケっと見ていても、ところどころで桜の開花と花見の報告を見ることができます。 ここ淡路島でも桜が満開、気温も20℃前後と4月らしからぬ花見日和、早速酒を片手に花の下で一杯や…

外国人特集番組は何故欧米人ばかり取り上げるのか?疑問に思うなら番組に聞け!

日本を訪れる外国人観光客の数は年々増え続け、平成29年(2017)で2800万人を超えています。最初は国でさえ、2000万人超えればいいんじゃないと考えていたのですが、予想以上の増加ぶりに対策が追いついていないくらいです。故郷の沿線が関空の近くなので、JR…

京大はなぜ変人を生むのか。その理由を考察する

前編をお楽しみいただき、ありがとうございます。 parupuntenobu.hatenablog.jp これでお腹いっぱいかもしれませんが、ここからはデザート代わりに、どうして京大には「変」の文化が浸透し、許容されているのかを、マジメに(?)考察していきます。

あなたの知らない、京大のクレイジーな世界

東大と京大 自由すぎる大学 嘘か真か!?京大伝説 ①日本一偏差値の高いXX大会 ②卒業式の傍らで ③入試当日がカオス ④期末試験の秘密兵器 ⑤いちご狩り ⑥民俗学の授業・・・だよね? ⑦真偽不明、その他小ネタ集 東大と京大 京都大学こと京大は、くどくどと説明…

白黒写真をカラー化して「再発掘」してみる【昭和考古学】

いつも拝見している、大阪地下鉄のファンサイト、osaka-subway.comさんのブログをいつものように見ていると、ある記事が目に入りました。 osaka-subway.com 昔の白黒写真を自動でカラー化するツールを、早稲田大学が開発したそうです。 colorization | 白黒…

旅ノートから見るエジプト

ジョヴァンナさんの記事に、古代オリエント博物館のツタンカーメンの記事が書かれていました。 aom-tokyo.com 「オリエント」という響きだけでも、頭の中に様々な想像を駆使することができます。 砂漠とラクダを思い浮かべる人、香辛料の香りに嗅覚が刺激さ…

前世の記憶、ありますか?

buzz-plus.com ・1000年前の記憶がよみがえった日本人男性最近は「自殺未遂をきっかけに1000年前の記憶がよみがえった日本人男性」が大きな話題となっているが、(以下略) 大きな話題となっているかはさておき、いきなり信じられない文から始まりました。10…

現代の遊女からのお便り

まったりブログサーフィンをしていて、偶然見つけたブログより。 soft34.hatenablog.com 言及先では、元風俗嬢だった主さんが、「職業に貴賎はあるのだろうか」をテーマに考察する内容ですが、私は違うところに引っかかりました。